医学生や医者ってモテモテなんじゃないの?っと思っている人のための記事No.3
先輩の□□先生と学生さんに返信をしたところ、別にいる実習担当責任者の先生がさらに上の責任者の教授に連絡し、相談した内容について実習担当責任者から長文の返事がありました。
「まずは前提として、本実習は正規のカリキュラムとして実施する必修科目であり、実習をするべき時間に試験勉強をするなどということはあり得ません。
つきまして、実習ではzoomによる実習と、時間が空く場合は代替プログラムもしくは何か課題を与えていただき、試験勉強ではなく実習をさせていただきたく存じますので、ご指導の程、何卒宜しくお願い致します。」
さらに詳細に状況について話が続き…
学生さんは「プロフェッショナリズムからの逸脱行動報告書」の対象にすることについて検討することになったとのこと。
「プロフェッショナリズムからの逸脱行動報告書」?
初めて聞いた報告書ですが、学生にとってはイエローカードのようなものらしいです。
留年するかもしれない重い対応のようでした。
最近の医学部って、そ、そんなに厳しいの??
やる気がなければ自己責任みたいな感じでもないんだね…。
事を大きくするつもりはなかったんです…。
その後、学生さんから長文のお詫びのメールが来ていました。
うーん、強制的に実習をさせたいわけではなかったんだけどなー。
ただでさえも乗り気じゃない見学なのに、さらに嫌な気分だろうなー。
試験勉強も気になってしょうがないだろうなー。
こんな状況で実習に来て退屈にはさせたくないなぁ…
でも、外来が忙しい時は声をかける余裕もないかも知れないしなぁ…
実習してためになった、良かったと思えなければ嫌な指導医だよなぁ…
はぁ…。
さて、どーしよっか。
と、翌日からの実習予定を、日曜日丸一日考えていました。
集中力がない(だろうと予想される)学生さんを相手にサボらせない!
実習に来て充実した内容を実感してもらう!
医者という将来像がどんな感じなのか知ってもらう!
それでいて実習全体でこちらから学んでほしい内容を学んでもらう!!
という計画を立ててみました。
立ててみたけど、こんだけ焦ってる学生さんってことは勉強もあんまりしていないんだろうし、難しい話もできないんだろうなー。
まぁ、スタートラインのスライドだけ作って明日からの実習を見ながら教える内容は明日考えよう。
そして、実習当日が訪れました。
今日はこの辺で。
読んでてわかるわかると思った方は1回クリックをお願いします。
新作動画作りました!
おたふく風邪について