糖尿病は『しめじの心』！？
糖尿病の○○○の覚え方は『しめじの心』と医者の間では言われますが、なんのことかわかりますか？
答えは合併症です。
甘いものを食べると太ってしまうし、スタイルが悪くなるのは嫌だなぁと思う人がいるかもしれません。自分も昔は食べても食べても太らない体質だと思っていたのに、最近は全然食べていないのにイスに座るとお腹が圧迫されて苦しくて困ってしまいます。
太っちゃう人がなる病気として糖尿病が有名です。
糖尿病には遺伝的な原因や自己免疫という自分のなかの病気などを攻撃する免疫が自分に向いてしまって病気になってしまうタイプなど、必ずしも食べ過ぎが原因ではない場合もあるのですが、典型的には太ってしまうと２型糖尿病という糖尿病になりやすいです。
糖尿病は寿命を短くしてしまう可能性がある病気です。
糖尿病にはいろいろな合併症があるからです。
合併症って？
ある病気が原因となって別の病気になってしまう場合の別の病気のことを合併症と言います。
今回の話で言うと糖尿病が原因で、他の病気になってしまう、その他の病気が合併症です。
糖尿病の合併症
合併症として多いのが5つあり、『しめじの心』と覚えると覚えやすいです。
し：神経
め：目
じ：腎臓
の：脳卒中
心：心筋梗塞
神経症状
教科書的には砂利の上を歩いているような感じがするという足裏の感覚が低下してしまうことがあると言いますが、お腹の調子が悪くなったり、汗が出過ぎたり、逆に出なくなったりなどの障害が出現することもあります。
目の病気
糖尿病は失明原因の第３位です。糖尿病性網膜症というのは視界がかすんだり、視力が低下したり、飛蚊症と言って、目の前に蚊が飛んでいるようなチカチカした何かが見えたりすることもあります。
腎臓の病気
糖尿病は透析の原因となる病気の第一位で４割以上が糖尿病を原因としていてダントツ一位です。病気としては糖尿病性腎症と呼ばれます。透析になってしまうと水分の制限や食事の制限、リンを多くとってはいけないので食事の制限も出てきます。
脳卒中のリスクは糖尿病のない人と比べて約３倍程度
心筋梗塞（虚血性心疾患）
心臓に供給される酸素が足りなくなって心臓の細胞が死んでしまう病気です。男性だと1.6倍程度ですが、女性だと4.6倍程度です。
『しめじの心』は糖尿病の合併症の覚え方です！
まだ、ブログの使い方がよくわからず読みにくかったらすみません。初心者用のアドバイスにしたがってアイキャッチを入れてみました。まだ読んでいただいた方のブログをどうやったら読めるのかもよくわからない状態ですが、これから徐々に成長していきます。
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