医学生や医者って・・・〜2グループ目No.9 ストレスコーピングについて
できれば今回と次回(12月31日の13時に公開予定)とでこの実習記録を公開していた理由についての最後の種明かしの話があるので文章が気に入らなくても否定せずにそのまま読み進めてもらえるとありがたいです。特にコンプレックスやストレスを抱えている人に伝わればよいなと思っています。
さて、医学生にストレスコーピングの話をしました。
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』
という本でなるほどーと思って、その後は意識してストレスとなるのを回避している私自身の話から始まり、
具体的には2つの方法が考えられること
①問題焦点コーピング:ストレスを与えてくる人などに直接働きかけて問題を解決する
②情動焦点コーピング:ストレスと感じる自分側の考え方や感じ方を変えようとすること
そのうち②の情動焦点コーピングは誰にでも訓練をすることでできることだということを説明しました。
考えてストレスに感じるなら考えないようにする
実習がつまらないのは先生がつまらないからではなく、自分が楽しめる部分を見つけられないからだと考えて楽しいところを見つけようと努力する
むかつく発現をする患者さんもきっと何か満たされていないからこんな発言するんだなーと別の視点で観察してみる
とか…
自分自身の考え方を変えることでポジティブに捉え直そうとすること
一番もったいないと思うのは、人生なんて限られた時間しかないのに、つまらないことを考えて時間を浪費することです。
そう考えるようにしているし、考えようと努力しています。
ポジティブな部分とネガティブな部分は何にでも必ずあるのに、ネガティブな部分しか伝える人がいなければ気分も落ち込んでしまうでしょ?
だから、医学生はうつ病が多いと良く医学部で教えられるけれど、そうでもないよーというポジティブな部分を伝える人が必要だと思っているし、伝えたいと思っているわけです。
医学部の時に同級生が自殺しています。思い出さないようにしていた過去ですが、伝わりやすいネガティブな情報ばかり伝わった結果で、ポジティブな情報を伝える役割の人が少ないからだと思っています。
そんな感じに思えるようにしてくれたのは忘れてしまった情熱や純粋さを持ち、野心に溢れている学生さんがいたこのグループの医学生たちでした。
そして私自身にも大きなコンプレックスがあり、普段は…というか自分が医学生の時からこの実習までほとんど語らなかった私自身の『恥ずかしい過去』を用いてでもキャリア形成とか背伸びをしたことばかりに興味を持つことが自分自身を苦しめてしまうことを実習中に伝えています。
その続きは…明日31日の13時に!
…と最後まで引っ張ってみる…
明日は超超長文なんです…