財務諸表から見る医療経営分析についてno.3『キャッシュフローについて』
ここはワークショップで取り扱わなかった部分です。
多分、僕たち素人にはあんまり重要ではない
(…と勝手に思ってますが)部分です。
前提として
会計には大きく現金主義と発生主義というのがあります。
現金主義はお金を受け取った段階を収益、商取引成立とする立場で
お金と商品を交換した時などがわかりやすい例です。
発生主義は売ります・買いますの意思表示が合致して
商取引が成立した段階で収益に計上する立場です。
前述の貸借対照表も損益計算書も発生主義により記載されています。
でも、実際に手元で現金化するまでには金額が変化することがあります。
例えば、医療機関で言えば保険収入(窓口で支払われない残りの金額)は
通常2ヶ月遅れで医療機関に振り込まれますが、
病名が記載されていないと
返戻や査定をされると満額支払われません。
キャッシュフロー計算書は手元の現金の動きを表すため、この現金主義と発生主義、貸借対照表とバランスシートの間の架け橋と呼ばれるみたいです。
キャッシュフロー計算書は
①業務活動によるキャッシュフロー
②投資活動によるキャッシュフロー
③財務活動によるキャッシュフロー
の3つにより現金の増減がどうなったのかを表します
業務活動によるキャッシュフローがプラスであることが
良いキャッシュフローの前提条件です!
その他はバランスにより判断が必要
例:③がプラスでも②がマイナスなら成長するための投資をしたといえる
例:①がマイナスで②がプラスで③がマイナスは一見借金が減っていそうだが、
業務がうまくいっていなくて(コロナの影響など)
借金をしたいができない
(③がマイナスは返済はしているが借入ができない状態)、
止むを得ず不動産を売却
(②がプラス)になった場合など
…やっぱり、よくわからないですよね…
そんなあなたに!キャッシュフローの動画があるんですねー⬇︎
こんな感じでキャッシュフローはよくわからなくても良い気がします!
次はいよいよ5つの視点から分析することについてのお話です!
最近youtubeをみて✨コメントをくれた人がいた✨のがうれしかったので、また休みの日に何かの動画を作ろうと思いました!!まだ、60人しかチャンネル登録ありませんがw